サッツ
-
Rのきつい突き上げ型の台では,自分で踏み切るよりは台にまかせるサッツ,
あおりの少ないストレートな台では自分で踏み切るサッツをすると良いです.
-
しかし,このアドバイスの意味が分かる人は,既に2つのサッツの使い分けが
出来ることでしょう(^^;
「台にまかせるサッツ」とか「自分で踏み切るサッツ」がどういうことか分から
ない人は,とにかく色々な台で,色々なスピードで,いろいろな踏み切りでのエアを
体験して,台,スピード,踏み切り,etc. とエアの放物線の関係を頭(と体)で覚える
ことが先決です.
放物線(=滞空時間+ランディングポイント)の予測が出来ない人には,フリップや3D
等,ランディングが視界から消えるエアは危険過ぎます.
-
「台にまかせるサッツ」「自分で踏み切るサッツ」のどちらのサッツをする場合でも
台を最後まで使いきることを目指しましょう.
サッツのタイミングをリップのジャストに合わせるためには,サッツのためのモーションを
大きくゆっくり始動しましょう.ゆっくり開始したモーションをリップに向けて加速していくと
タイミングを合わせやすいです.
-
サッツ直後に胴体が伸び切ってしまうのは良くありません.
腰から下の上昇速度が胸の上昇速度を気持ち上回るサッツをすると,
グラブも楽になるし,スピンも安定します.
台にまかせる場合には上半身を下に押さえ気味にリップを抜けるといいです.
-
具体的な動作としては,サッツの瞬間に顎を上げず腹筋を締める.
バックフリップでもこれは変わりません.
-
スピンで軸を歪めないサッツを行うためには,サッツの瞬間に板がまっすぐ前を
向いたままで,体は回転を始めている必要があります.
一般的には360でもサッツの瞬間には胸が90°くらい回っています.
板を履かずに,地面に立って,両足を真っ直ぐ向け,両足均等荷重で,胸をどこまで
後ろに向けられるかが鍵になります.
-
自分から軸を倒すスピンをかける場合には,軸を倒したい方向に直線的に倒しては
いけません.ランディングで軸を起こせなくなります.
直立時の頭の位置と,軸が倒れた時の頭の位置を直径の両端とする円の上をなぞる
ように頭を倒していきます.
HOME
BLOG
LINKS
ご意見,ご質問等は konagai@FreeStyleSki.club.ne.jp 宛てにお願いします.