柔軟性

「自分は体が硬いのでロケット(or コザック)は無理だ」等と言う人がいます.
まぁ,本人が「無理だ」と言うからには無理なんでしょう. しかし,そう言う人達の半分以上には,ロケット(やコザック)を行えるだけの柔軟性があるに違いないと, 私は思っています.

これを読まれている方で,例えば立位体前屈で指先が床に届かない等, 自分は体が硬いという自信のある方がいらっしゃったら以下の体操をやってみて下さい. 1分で終わって,効果は即座に現れます. だまされたと思って試して下さい. 体の硬くない方も,スキー後の宿で飲んでる時等に,体の硬い人を捕まえてやらせると結構受けますから, 覚えておいて損はありません.

  1. まず試しに立位体前屈. どの程度曲がったかを覚えておいて下さい.
  2. 直立して前習えをして,伸ばした両手の平をあわせて下さい.
  3. そのまま,上体を出来るだけ右に捻ります.
  4. 捻った態勢から,上体を右に傾けます.(右の耳が床を向きます) この態勢でゆっくり3秒数えてください.
  5. ゆっくりと2の姿勢に戻ります.
  6. この2〜5を4回繰り返して下さい.
  7. 同様に左捻りを4回繰り返して下さい.
以上で終わりです. もう一度立位体前屈をやってみて下さい. 体操前と比べてどうですか? 効果ありましたか?
私の経験では,床に指先が届かないような人には,例外なく効果がありました. 指先が床から10cmも離れていた人が,1分の体操で足の爪先をつかめるようになったこともありました.

どういう理由でこんなことが可能になるのか考えてみて下さい.
タネ明かしは次のページ.

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